9月・10月は「かかとの痛み」が増える時期です

2026年09月10日

9月に入り、朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきました。

8月はあんなに暑かったのに…。

さて、この時期になると、大分ごとう整骨院では、「歩くとかかとが痛い」「朝起きて最初の一歩が痛い」といった、足底腱膜炎(足底腱膜症)が疑われる不調で来院される方が増えてきます。

実は、9月・10月にかかとの痛みが増える傾向は、海外の研究でも報告されています。

海外の研究でも9月・10月にピーク

2019年に『British Journal of General Practice』に掲載された研究では、オランダの約190万人の医療データをもとに、足底部のかかとの痛み(Plantar Heel Pain)で受診した18,004人について調査しています。

その結果、2013年から2016年までのすべての年で、9月・10月に発症率のピークがみられました。

なぜ9月・10月に増えるのかについては明確には分かっていませんが、研究では、

夏の時期の活動量の増加

✅ 履物の変化

✅ 夏休み後の仕事などによる活動量の変化

などが関係している可能性が考察されています。

かかとの痛みでお悩みの方は、どれか思い当たることがあるのではないでしょうか?

足底腱膜炎ではどんな不調が出る?

足底腱膜は、かかとの骨から足の指の付け根まで広がる、腱・靱帯のような丈夫な線維状の組織です。

特に、足底腱膜がかかとの骨に付着する部分には負担が集中しやすく、痛みが生じることがあります。

足底腱膜炎では、

  • 朝起きて最初の一歩が痛い
  • 動き始めにかかとが痛む
  • 長時間歩けない
  • ランニングやスポーツをすると痛い
  • 夕方になると踵の痛みが増す
  • かかとの内側を押すと痛い

といったお悩みがみられます。

大分ごとう整骨院で特によく聞かれるのが、「昼休みに座って休んでいて、休憩が終わって立ち上がるときに、かかとがすごく痛い」というお悩みです。

ただ、不思議なことに、痛みを我慢しながらしばらく歩いていると、徐々に痛みが和らいでくるという方も少なくありません。

ところが、仕事などで一日中歩いたり立ったりしていると、夕方になる頃には再びかかとの痛みが強くなることがあります。

このような、「休んだ後の一歩目が痛い → 動いていると少し楽になる → 夕方になるとまた痛くなる」という経過も、足底腱膜炎でよく聞かれるお悩みの一つです。

かかとの痛み=足底腱膜炎とは限りません

かかとの痛みには、足底腱膜炎以外にも、シーバー病、アキレス腱付着部症、踵骨疲労骨折、踵部脂肪体障害、腓骨筋腱炎、神経由来の痛みなど、さまざまな原因があります。

そのため、「かかとが痛い」というだけで足底腱膜炎と判断するのではなく、実際にどこに痛みが出るのか(圧痛点)を確認することが大切です。

大分ごとう整骨院では、患部をしっかり触察して圧痛点を確認するとともに、必要に応じてエコー(超音波画像観察装置)を使用し、左右を比較しながら足底腱膜の状態を確認しています。

かかとの痛みを我慢せずご相談ください

足底腱膜炎に対して、当整骨院では超音波療法圧力波(拡散型衝撃波)療法を行っています。

大分ごとう整骨院で、踵に圧力波(拡散型衝撃波)療法を行っている

足底腱膜炎は、初めのうちは「少し痛いけれど歩ける」という程度でも、負担を繰り返すことで痛みが長引くことがあります。

長引く場合には1年以上かかとの痛みが続くことも少なくありません。

「そのうち治るだろう」と我慢せず、痛みが続いている場合は早めにケアしていきましょう。

これから涼しくなり、ウォーキングやランニング、スポーツなど身体を動かす機会も増えてくる時期です。

私も休日の朝は少し早起きをして、上野丘の大分市美術館まで散歩しながら、森の空気を吸ってリフレッシュしています。

上野丘子どものもり公園 展望広場

身体を動かすにはいい時期なので、気持ちの良い秋の運動を楽しんでください。

最近かかとが痛くなってきた

朝の一歩目に痛みを感じる

なかなかかかとの痛みが改善しない

という方は、大分ごとう整骨院までご相談ください。

文責

大分ごとう整骨院

院長 後藤佑輔

【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士

【その他】大分県 巻き爪専門サロンペディグラス 認定技術者

【所属】医療法人社団 栗原整形外科 宏友会

日本柔道整復師会

大分県柔道整復師会

日本超音波骨軟組織学会

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