足底腱膜炎
このようなお悩みはありませんか?
- 朝起きて1歩目が痛い
- 長時間立っていると踵が痛くなる
- ランニングをした後に踵が痛くなる
- 病院で踵に注射をしたが良くならない
- 踵が痛くて足をつけない
踵の痛みの原因となる代表的な疾患に『足底腱膜炎:そくていけんまくえん』というものがあります。
足底腱膜炎は、踵の痛みを引き起こす疾患の中で最も頻度が高く、生涯にわたり一般人口の約10%がこの痛みを経験すると言われています。
特に45歳から65歳の間に多く見られますが、ランナーや他のアスリートにも発生することがあり、整骨院では施術する機会の多いお悩みの一つです。
足底腱膜は踵骨の内側突起から基節骨までの幅広い筋腱膜で、足底アーチ(土踏まず)の保持に作用する重要な組織です。
足底腱膜によって足底アーチが保持されることで荷重時に緩衝作用が働き、膝や股関節への負担を和らげています。
同時に、立位では常に荷重がかかる部位であるため、加齢やスポーツなどによって微小断裂を起こすことで痛みを生じます。
一度足底筋膜炎を起こしてしまうと、安静を保つことが困難な部位であるため難治性になりやすいといった特徴があります。
大分ごとう整骨院では、難治性の足底腱膜炎に対して圧力波(拡散型衝撃波)療法を行なっています。
足底腱膜炎に対する圧力波(拡散型衝撃波)療法は、多くの研究や医学論文で臨床効果が証明されている施術方法です。
当整骨院で圧力波(拡散型衝撃波)療法を受けた方からは、お喜びの声を多くいただいています。
その他にも、
- 「1年くらい踵が痛かったけど、びっくりするくらい調子が良くなった。」※
- 「どこに行っても良くならなかったのに、衝撃波をした後は全然違う。」※
など、たくさんのお喜びの声をいただいております。
大分県にお住まいで、足底腱膜炎による踵の痛みでお悩みの方は、大分ごとう整骨院にご相談ください。
※個人の感想です。全ての方に効果を保証するものではありません。
足底腱膜炎の症状|大分ごとう整骨院
足底腱膜炎の主な症状には、
- 荷重時の踵の痛み
- 足底腱膜(付着部または実質部)の圧痛
があります。
足底腱膜炎の圧痛点は踵骨の前方にあることが多く、症状が強い場合は踵の発赤や腫れを認めたり、足をつけない程の痛みが生じるケースもあります。
また、足底腱膜の「付着部」よりやや遠位の「実質部」とよばれる土踏まず周辺の痛みや荷重痛を認める場合もあります。
いずれにせよ、
- 朝起きてベッドから立ち上がる時(起床時の1歩目)
- 椅子にしばらく座っていて立ち上がる時
といった、動き始めに踵の痛みが生じることが多いことが特徴です。
病院でレントゲン検査をしても足底腱膜は写りませんが、踵骨の足底腱膜付着部に『踵骨棘:しょうこつきょく』として骨の変形を認めるケースもあります。
大分ごとう整骨院では、エコー検査機(Canon viamo c100)を導入しています。
大分県の整骨院では初導入のエコー検査機です。
エコー検査では、レントゲンには写らない足底腱膜もはっきりと確認することができます。
足底腱膜炎の場合は、エコー検査で足底腱膜が低エコー像(やや黒っぽい画像)として描出され、また厚みが増している状態がよくわかります。
お悩みの原因となっている踵の状態を的確に画像で確認してから施術を受けることで、効用を最大限に高めることが期待できます。
踵骨骨折をはじめとする踵の外傷、あるいはその後遺症などを除けば『踵の痛み』の原因の多くは足底腱膜炎に由来するものと言われており、大分ごとう整骨院にも多くのクライアント様がお悩みを抱えて来所されています。
特に、暖かくなってくる3月下旬〜4月や、厳しい暑さが和らいでくる9月下旬〜10月にかけて、
「気候もちょうどいいし、久しぶりに少し体を動かそうかな」
と、急に慣れない運動をしたり、誤った体の使い方をしてしまうことによって踵への過剰な負荷が加わり、足底腱膜炎が生じてしまう方が多く見られます。
足底腱膜炎の原因|大分ごとう整骨院
足底腱膜に痛みが出やすい理由は、荷重時に伸長ストレスが加わることが挙げられます。
通常の立位姿勢では足底腱膜(赤ライン)が引き伸ばされて、足底アーチ(青ライン)が下がらないように保持しています。
歩行やランニング動作の際に、踵が地面から離れてつま先の方へ荷重が移動すると、足底腱膜はさらに緊張して、足底アーチを高くする作用が働きます(windlass機構)。
つまり、立っているだけで足底腱膜は引き伸ばされ、歩行・ランニングなどを行えばさらに緊張することになり、足底腱膜は傷みやすいといえます。
足底腱膜炎が発症するきっかけには、
- overuse(立ち仕事やランニング)
- 合わない靴・インソール
- 加齢
- 肥満
- 扁平足(回内扁平足)
- 体の硬さ
など、多くの誘引があります。
上記の1〜6のうち、2つ以上当てはまる方は要注意といえるでしょう。
元々ストレスに晒されやすい構造の上に、これらが引き金となって発症しているケースが多くあります。
最近では、いわゆる『コロナ太り』が原因と考えられるようなケースも散見されるようになってきています。
足底腱膜炎の施術方法|大分ごとう整骨院
大分ごとう整骨院では、足底腱膜炎による踵の痛みに対して手技療法や超音波療法、圧力波(拡散型衝撃波)療法を行なっています。
足底腱膜炎に対する施術は、
- 硬くなっているふくらはぎ・アキレス腱を伸ばす
- 足底腱膜の消炎・修復
を目的として行ないます。
ふくらはぎやアキレス腱が硬くなると、踵骨が後方へ引かれて足底腱膜にストレスがかかります。
ストレッチボードなどを使ってふくらはぎやアキレス腱の柔軟性を高めることは足底腱膜炎の施術では大切です。
下腿から足底にかけて手技療法を行ないます。
マッサージによる血流の改善や異常なアライメント(骨の並び)を整える効用が期待できます。
アイシングを併用して行なうこともあります。
(アイシングについての詳細はこちら)
超音波療法は手技だけでは届かない深部へ微振動を与え、血流の改善を促します。
また、大分ごとう整骨院では骨折治療で使われる『低出力超音波パルスLIPUS』を難治性の足底腱膜炎の施術に応用して行なっています。
低出力の超音波を20分間患部に連続照射することで、痛んだ足底腱膜の修復を促します。
大分ごとう整骨院では、令和4年10月末から、足底腱膜炎に対して圧力波(拡散型衝撃波)療法を行えるようになりました。
圧力波(拡散型衝撃波)療法は、「緩和させる・やわらげる」といった曖昧な効果ではなく、痛みの根本である自由神経終末を破壊して細胞の再生を促すことで完治を期待できる臨床効果が証明された施術です。
◎足底腱膜炎の予防テーピング
足底腱膜炎のテーピング方法を動画でご紹介いたします。慣れればご自分でも貼付出来ますので、仕事前や運動前に行なって足底腱膜炎を予防しましょう。
【用意する物】
- 25mm幅のホワイトテーピング(伸縮性なし)
- 50mm幅のキネシオテーピング(伸縮性あり)
- ハサミ
【下準備】
キネシオテーピングは予め適当な長さ(15cm~18cm程度)に3本カットしておきましょう。
テーピングの角を落としておくと剥がれにくくなります。
貼付方法は下の動画をご覧下さい。
ご相談やご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
文責
大分ごとう整骨院
院長 後藤佑輔
【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士
【所属】医療法人社団 栗原整形外科 宏友会