舟状骨骨折
このようなお悩みはありませんか?
- 転んでから手首が痛む
- 手をついて起き上がれない
- 手首が少し腫れている
- 病院で治療中、だけどなかなか良くならない
- 大分市で舟状骨骨折の保存療法を行っている整骨院を探している
舟状骨(しゅうじょうこつ)は手首にある骨の一つです。
画像引用:essential anatomy5
手首の親指側に存在し、手関節の機能に大変重要な役割を果たしています。
手を突いて転んだ時に骨折する事が多く、折れてしまうと骨がくっつくまでに長期間を要します。
また、レントゲン検査だけでは見つけられない事もあるため手首の捻挫と誤診され、適切な時期にしっかりとした安静・固定が行われず、『偽関節 ぎかんせつ』という骨がくっつかずに不安定な状態となって後遺症を残してしまう事があります。
舟状骨骨折の症状
舟状骨骨折の症状の一つに、特徴的な手首の腫れがあります。
舟状骨骨折のときに生じる手首の腫れは、多くの場合手首全体が強く腫れるようなものではなく、左右比較してようやくわかる程度の腫れが親指側の手首に生じます。
また、親指を立てた時に浮き出てくる腱の間の窪み(嗅ぎタバコ窩)や、掌側の舟状骨が隆起している箇所(舟状骨結節)を押した時に痛みが生じる事が多いです。
大分ごとう整骨院で行える舟状骨骨折の施術
大分ごとう整骨院では、舟状骨骨折をはじめとする難治性骨折の保存療法を行っています。
あまりご存じない方もいらっしゃると思いますが、整骨院でも骨折に対する処置は可能です。
これまで行われていた難治性骨折の保存療法は、骨が癒合するまで何ヶ月もただギプス固定をするだけのものでした。
大分ごとう整骨院でも骨折に対してギプス固定を行ないますが、受傷翌日から骨折部の癒合を早める超音波療法を併行して行なっていきます。
これは低出力超音波治療器(LIPUS)という施術機器を使って、患部に低出力の超音波を持続的に当てる施術方法です。
高出力の超音波を用いた場合、骨折部に超音波による振動が伝わり炎症や痛みを増幅させてしまうことになりますが、このLIPUSは、骨折部に炎症や痛みを生じさせずに、受傷直後から施術が開始する事ができます。
かつて日本で行われたサッカーW杯開幕直前、イングランド代表のデイビット・ベッカム選手が足を骨折して大会参加が危ぶまれましたが、このLIPUSを使って治療を行ない短期間で見事復帰を果たしたことで超音波療法に注目が集まりました。
LIPUSを使って骨折の治療を行った場合、LIPUSを使わなかった人と比べて施術期間を約4割短縮できるとするデータも存在します。
大分ごとう整骨院では、受傷直後からLIPUSを使った難治性骨折に対する積極的治療を自由診療にて行っています。
LIPUSの施術料金は20分/回で、
保険診療と同時に施行した場合 保険料金 + ¥600/回です。
骨折部に超音波を照射している間は、痛みはなく横になって安静にしているだけで構いません。
施術を開始した時から1〜2ヶ月間は、可能であれば毎日通院していただくことをおすすめいたします。
舟状骨骨折で注意する事
舟状骨骨折の後遺症の1つに、『偽関節 ぎかんせつ』というものがあります。
これは、読んで字のごとく、骨折部が癒合せずに不安定な状態となって、あたかもそこに関節があるかのような『偽りの関節』を形成してしまう後遺症です。
舟状骨はもともと骨を栄養する血管が少なく、骨折によってその栄養供給が断たれてしまうと、たとえきちんとした処置が施されていたとしても、骨がしっかりとくっつくまでに数ヶ月を要します。
ましてや、固定をしていなかったり、捻挫と誤診されてそのまま放置していたりすると、偽関節を発症してしまう確率は当然高まります。
後遺症を残さず、良い経過を辿るための3大原則があります。
- 整復 reduction:正しい位置に戻す
- 固定 fixation:整復した位置でしっかり固定する
- 機能回復訓練 rehabilitation:リハビリ
これら3原則が適切な時期に、適切な方法で開始する事ができれは、骨折は良好な経過を辿ります。
大分市で骨折の保存療法をご希望の方は、大分ごとう整骨院までご相談ください。