坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている『坐骨神経』がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれている状態のことをいいます。

坐骨神経痛では痛みだけではなく、しびれや冷感、だるさや辛さ（表現できないような気もち悪さ）が出現します。

腰痛や臀部（おしり周辺）の痛みに始まり、太ももの後ろやすね、足先など、下半身全体に痛みやだるさが広がる場合もあります。

 

 

坐骨神経痛でお悩みの方はこのような経験はございませんか？

 

• 痛み止めを飲んでも治らない
• 湿布を貼っても楽にならない
• レントゲンを撮っても異常はない
• サプリメントなどの健康補助食品をいくつも試したが、一向に良くならない

 

坐骨神経痛を緩和することは非常に難しく、このお悩みに対して知識のある専門家によるケアが必要になります。

もちろん、病院で骨や軟骨・筋肉に異常が見つかれば、外科的な処置によって緩和することがありますが、レントゲンやMRIでも異常が見つからないことも多々あります。

坐骨神経痛は、その名前の通り『坐骨神経』へなんらかの有害刺激が加わることによって生じる痛みであり、安静にしていても症状がおさまらないという特徴があります。

そのため、寝ていても座っていても痛みやだるさが続いて、睡眠障害や精神的な不調を合併することも少なくありません。

漫然と鎮痛薬を飲み続けるだけでなく、整体などの施術を通じて全身のケアを行い、坐骨神経痛を少しでも早く緩和することが大切です。

大分ごとう整骨院ではお悩みの原因を探り、手技療法で全身を総合的に施術していきます。

より具体的な施術方法は下記にお示ししていますので、ぜひ最後までご覧ください。

坐骨神経痛の症状は『腰の痛み』として表現されていることがありますが、実際の症状は腰だけに止まらず、臀部（おしり）から足までの下半身に広がります。

また、痛みだけではなく、しびれやだるさなどが出現することも坐骨神経痛の特徴です。

痛み止めの治療薬は打撲や捻挫などの急性の痛みに対しては優れた効果を発揮しますが、しびれや冷感（ひえた感じ）、言葉に表現できないような『だるさ』には奏功しない場合もあります。

そのため、しびれに対しては神経に対して効果のある薬が処方されることがあります。

しかし、これらの薬だけで全てのお悩みを取り除くことはできません。

そのため、坐骨神経痛によるお悩みを根本的に取り除くためには、鎮痛薬や湿布だけでなく、全身のバランスを診ながら実施する総合的な身体ケアを行う必要があります。

坐骨神経痛が起こる原因はさまざまです。

年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋という筋肉が硬くなってしまうことが原因（梨状筋症候群）で生じる坐骨神経痛が多く、高齢になると、腰部脊柱管狭窄による症状が増えてくる傾向があります。

動画でも詳しく解説しておりますので、ご覧ください。

【この動画の長さ：10:31】

腰部脊柱管狭窄・腰椎椎間板ヘルニアは、ともに腰椎（背骨の腰の部分）周辺のバランスを悪化させ、神経を圧迫・刺激することが原因となります。

これによって坐骨神経痛が出現し、下半身に広く痛みやしびれが出現します。

しかし、はっきりした原因が分からないという場合も非常に多いのが現状です。

具体的な神経の圧迫箇所が分からなければ、外科的な処置が行えないため、根治的な治療を施行することができません。

このような場合、薬物療法によって痛みを取り除く治療が行われたり、神経ブロック（ブロック注射）とよばれる方法で痛みの信号をシャットアウトする治療が実施されたりすることがあります。

また、物理療法や手技療法をはじめとしたリハビリテーションなども推奨されます。

当院のような整骨院で施行されるリハビリテーションでは、主に手技療法を中心として全身のバランスを整える施術を行います。

腰の神経だけではなく、全身の骨や筋肉のバランスを整えることで、神経の乱れやアンバランスな姿勢を整え、原因不明の痛みやだるさを和らげる施術を行なっていきます。

腰や臀部（おしり）、下半身の痛みに悩まされ、痛み止めやしびれ止めのお薬をただ漫然と飲み続けているという人は、ぜひ一度整骨院に足を運んでみてください。

大分ごとう整骨院では、坐骨神経痛に対して以下のような施術を行っています。

大分ごとう整骨院では、坐骨神経痛でお悩みの方へ、物理療法と手技療法を併用して施術を行なっています。

 

・電気療法

期待できる作用：鎮痛、血流促進、筋や腱の緊張緩和（リラックス）、など

多くの低周波機器は、皮膚や脂肪層の抵抗を強く受けてしまい、さらにその奥の筋肉・神経へ有効的な電気刺激が到達するまでに減弱してしまうものでした。

また、皮膚がピリピリするような感じが出やすく、それを敬遠する方もいます。

しかし、大分ごとう整骨院で使用している『プロテクノPNF』は、皮膚や脂肪層の抵抗を受けずに電気刺激が深層へ到達し、痛みやシビレに作用します。

手技療法を行う前に、こちらの電気治療を行ないます。

 

・温罨法（ホットパック）

期待できる作用：血流改善・代謝更新、鎮痛、など

皮膚から１〜３㎝程度の浅層部にある筋肉を温めるときに使用します。

近年の研究では、急性腰痛（いわゆるぎっくり腰）にも温罨法が有効であるという報告も増えています。

 

・超音波療法

期待できる作用：筋や腱の緊張緩和、傷んだ組織の修復促進、など

皮膚から４〜５㎝程度の深層にある筋肉を温める時に使用します。

超音波による振動が細胞に伝わり、摩擦熱を生じさせます。

この時、１秒間に１万〜３万回の振動が細胞に伝わります。

徒手療法だけでは緩ませられない軟部組織の緊張緩和に有用です。

 

・手技療法

腰やお尻、下肢の筋・筋膜の緊張を緩和するために行ないます。

関節にかかる負担を和らげる『モビライゼーション効果』も期待できます。

また、何より『人の手』で行われる施術というのは、とても心地よくリラックスできる作用があります。

下にお示ししている動画は、坐骨神経痛でお悩みの方へ施術を行なっている動画です。

【この動画の長さ：14:19】

 

手技療法の詳細は動画をご参考にしてみてください。

その他、必要に応じて姿勢指導やセルフストレッチの指導も行なっております。

 

【最後に】

長い間坐骨神経痛にお悩みの患者様からは

「病院に行っても薬しか貰えなかった…」

という言葉をよく耳にします。

患者様の多くは薬が欲しくて病院に行っているわけではなく、

 

「今すぐ何か処置をしてほしい」

 

「少しでもいいから今すぐ和らげてほしい」

 

といったご希望があるかと思います。

大分ごとう整骨院では、腰痛や坐骨神経痛に対する手技療法を行なっています。

 

お一人お一人症状が異なりますので、画一的な施術ではなく、患者様の症状に合わせた施術を行ないます。

坐骨神経痛でお悩みの方は、大分市の大分ごとう整骨院にご相談ください。