肘内障
このようなお悩みはありませんか?
- 子供が突然手を使わなくなった
- 子供の腕が抜けた・はずれた
- お昼寝をした後から子供が肘を痛がる
- 大分市内で休日に診てくれる所を探している
- 大分市内で肘内障の整復をしてくれるところを探している
「突然、子供が腕を使わなくなったんですけど、みていただけますか(汗)」
小さなお子様をもつお母さん・お父さんや保育園の先生から少し慌てた様子で電話がかかってくることがあります。
転んだり、ぶつけたりといった、はっきりした受傷機転がないにもかかわらず、
- 子供が肘や手首を痛がっている
- 急に元気がなくなり腕を動かさなくなった
といった場合は『肘内障』を疑いましょう。
あまり知られていませんが、肘内障は接骨院・整骨院で整復(正しい位置に戻すこと)ができます。
整骨院には『柔道整復師』という国家資格(厚生労働大臣免許)を持った専門家がいます。
上記のような事でお困りの方は、大分市の大分ごとう整骨院までご連絡ください。
肘内障のお子様は、お待たせする事なく優先的に処置を行なっています。
肘内障が起こりやすい原因
肘内障が起こる原因として最も多いのは、
「危ないからそっちに行ったらダメ!」
というような感じで、活発に動き回る子供の腕を保護者の方が引っ張った時です。
その他にも、お昼寝中に腕が体の下に入って寝返りをうった時にはずれてしまう場合などもあります。
いずれにせよ、転んだりぶつけたりといった明確な受傷機転が無く、ごくわずかな外力・動きではずれてしまうことがほとんどです。
肘内障では多くの場合、
- バンザイ(上肢の挙上)ができない
- チョウダイ(掌返し)ができない
といった所見がみられ、肘だけでなく手首を痛がるケースもあります。
特に痛めた原因があるわけでもないのに、子供が突然手を使わなくなって泣き出すのですから、ご両親が不安がるのも当然です。
では、なぜ子供のひじはこんなにも簡単に外れてしまうのでしょうか。
大きな原因の一つとして、子供の骨格があげられます。
下の動画内(3分程)で詳しく説明しています。
注意すること
肘内障は輪状靭帯が引っかかるためのくびれが形成されるまでの間、何度も繰り返しはずれてしまう子もいます。(詳細は上の動画『肘内障について』をご覧ください)
また、活発で保護者に腕を引っ張られる機会が多い子は、やはり肘内障になることも多くなります。
くびれがしっかり形成されるのは、おおよそ就学前(6〜7歳くらい)までで、それ以降は肘内障が発生することはほとんどありませんのでご安心ください。
まれに、整復を行なった翌日、あるいは数日後に再受傷する子もいますが、それほど多いものではありません。
肘内障の整復と施術料金
肘内障の整復
骨折や脱臼によって正常な位置から逸脱した骨や関節を、もとの正しい位置に戻す施術のことを整復といいます。
肘内障の整復には、時間はかかりません。
整復した直後に泣き出してしまう子がほとんどですが、2〜3分経てば腕を使い始め、整骨院を出る頃には笑顔も見られます。
肘内障をはじめ、関節脱臼の整復を行なうことが認められているのは日本では医師と柔道整復師だけです。ごくまれに、肘内障と誤診されて実は骨折があったり、また整復されにくい場合もあります。
最近では、インターネット上に肘内障の整復方法を指南するサイトや動画がいくつも見られますが、これらはあくまで整復行為を許可されている医療従事者に向けて公開されている情報です。
ご両親が整復を試みて整復できずに来られるケースや、整復を行ってはいけない職種の方に整復を受けている方が散見されますが、危ないので絶対にやめてください。
正しく整復されていれば、『施術を受けて数時間経ってもまだ痛がる』といったことはありません。
もしそのような場合は整復が不十分であるか、骨折している場合も考えられますのでご相談ください。
施術料金について
施術は保険適応です。
また、大分市に住民票がある0歳から中学生までのお子様が整骨院に通院した場合、市から医療費助成が受けられます。
ただし、『償還払い』といって、一度整骨院受付にて一部負担金をお支払いただき、その後、大分ごとう整骨院から発行した領収証の原本・受給資格者証・健康保険証・印鑑を持って市に助成金申請を行なっていただく必要があります。
助成金申請についての詳細はこちら↓
初回施術料金
初回の施術料金は、
- 初検料 ¥1,520
- 相談支援料 ¥100
- 冷罨法料 ¥85
- 肘関節脱臼整復料 ¥3,900
よって合計金額は¥5,605となり、初回の一部負担金(2割負担)は¥1,120です。(令和2年6.1〜 この金額は2年に一度行われる療養費の改定により多少の変動が生じる場合がございます。)
助成金を申請する際に大分ごとう整骨院で発行した領収証の原本が必要になりますので、無くさないよう大切に保管しておいて下さい。
最後に療養費支給申請書(レセプト用紙)に被保険者様または世帯主様のお名前を、施術を受けたご本人様から署名を頂く必要があります。
肘内障の場合は、まだ書字ができないお子様ですので、保護者の方の代筆となります。
レセプト用紙に代筆する場合は、代筆者の方の印鑑が必要になりますので、初回時にお持ち頂くか、後日お持ち頂いて捺印して下さいますようご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
子供の肘がはずれてお困りの方は、大分市の大分ごとう整骨院まですぐにご連絡下さい。
夜間・休日の急患対応も行っております。※
※夜間・休日の急患対応は、骨折・脱臼等、急を要する場合のみ行っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文責
大分ごとう整骨院
院長 後藤佑輔
【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士
【所属】医療法人社団 栗原整形外科 宏友会
日本柔道整復師会
大分県柔道整復師会
日本超音波骨軟組織学会