肉離れ

このようなお悩みはありませんか?

肉離れ(腓腹筋)の画像

  • 運動中、突然後ろから「誰かに蹴られた」ような感じがした
  • 歩行時やつま先立ちで、筋肉に痛みがある
  • 肉離れは治ったが、再発しやすい
  • 太もも・ふくらはぎの痛みで歩きづらい...
  • 急なダッシュやジャンプで「ピキッ」と痛みが…

大分市で肉離れでお困りの方へ

肉離れは、スポーツや日常動作で筋肉に過度な負担がかかった際に発生しやすいケガです。

特に、ダッシュの減速やジャンプの着地など、筋肉が伸びながら力を発揮する際に起こりやすく、適切な対応をしないと治りにくいだけでなく、再発リスクも高まります。

大分ごとう整骨院では、エコー観察装置を活用し、筋肉の状態を詳しく確認した上で、負担の少ない施術と段階的なリハビリを行います。

また、ラジオ波温熱療法や圧力波(拡散型衝撃波)療法を用いて、筋肉の柔軟性獲得や再発予防をサポート。

肉離れによる痛みや違和感でお困りの方は、大分市の大分ごとう整骨院へご相談ください。

肉離れの原因|大分市の大分ごとう整骨院

肉離れとは?

筋の損傷には、直達外力によって生じる筋打撲(contusion)と、筋肉が過剰に引き伸ばされることで発生するいわゆる肉離れ(strain)の2種類があります。

適切な施術を行うためには、どのような力が加わり、筋肉のどの部位がどの程度損傷しているのかを正しく把握できなくてはなりません。

そのためには、受傷時の状況を詳しく聴取し、入念な触察を行い、さらにエコー観察装置を活用して『中の状態』を確認することが必要です。

大分ごとう整骨院にはエコー観察装置が常設されていますので、安心して施術を受けていただけます。

腓腹筋・ヒラメ筋のエコー画像(正常)

 

肉離れのエコー画像(筋間血腫)

肉離れは、スポーツや日常の動作で筋肉に大きな負担がかかったときに発生するケガです。

特に、筋肉が急に強く引き伸ばされながら収縮する遠心性収縮の動作で損傷しやすく、ダッシュの途中で急に減速したときやジャンプの着地時などに起こりやすくなります。

遠心性収縮では、筋肉が引き伸ばされながら力を発揮するため、通常の収縮よりも大きな負荷がかかります。

結果として、筋肉の強度を超える負担が加わり、肉離れが発生しやすくなります。

受傷時には、「後ろから誰かに蹴られたような感じがした」 や 、「ボールをぶつけられた」 と表現する方が多く、これは筋肉が断裂するときに生じる強い衝撃を、脳が外部からの力と錯覚するためです。

後ろを振り向くサッカー選手

また、急なダッシュや方向転換をした際に、「パンッ!」と弾けるような音(ポップ音)を感じることもあります。

肉離れが起こる原因

肉離れは、以下のような要因によって発生しやすくなります。

① 遠心性収縮時の過負荷

筋肉が伸びながら強い力を発揮する場面(ダッシュの減速やジャンプの着地など)では、大きな負荷がかかりやすく、特にハムストリングス、大腿四頭筋、ふくらはぎで発生しやすくなります。

② 筋肉疲労による協調性の低下

長時間の運動や繰り返しの動作によって筋肉が疲労すると、反応が鈍くなり、正しい動作ができなくなります。

この結果、一部の筋肉に負担が集中し、肉離れのリスクが高まります。

③ ウォーミングアップ不足

運動前に適切な準備運動をせずに急に強い動作をすると、筋肉の柔軟性が低い状態で無理な力が加わり、損傷しやすくなります。

特に寒い時期は筋肉が硬くなりやすく、肉離れのリスクが高まります。

ウォーミングアップをするサッカー選手たち

④ 筋力のアンバランス

大腿四頭筋(太ももの前側)とハムストリングス(太ももの裏側)の筋力バランスが悪いと、動作の際に一部の筋肉に過度な負荷がかかりやすくなります。

特に、ハムストリングスが弱いと、ダッシュやジャンプの着地時に肉離れを起こす可能性が高まります。

⑤ 過去の肉離れによる影響

一度損傷した筋肉は、コラーゲン線維によって修復されますが、正常な筋肉よりも柔軟性が低下しやすく、再発のリスクが高くなります。

適切なリハビリを行わずに復帰すると、同じ部位やその周辺で再び肉離れが起こる可能性があります。

肉離れを放置すると|大分市の大分ごとう整骨院

肉離れは適切な対応をせずに放置すると、回復が遅れるだけでなく、慢性的な痛みや再発リスクの増加につながることがあります。

また、損傷の程度によっては、血腫(内出血)が大きくなることで、さらなる後遺症を引き起こしてしまうこともあります。

回復が長引く

損傷した筋肉は時間とともに修復されますが、適切なケアをしないと血流が悪くなり、回復が遅れることがあります。

また、無理に動かすと損傷が広がり、より深刻な状態になることもあります。

筋肉の柔軟性が低下する

肉離れを起こした部位は、修復過程でコラーゲン繊維が形成されますが、これは通常の筋肉よりも柔軟性が低く、硬くなりやすいという特徴があります。

そのため、適切なストレッチやリハビリを行わないと、動きの制限や新たなケガの原因になってしまいます。

「筋硬結」や「骨化性筋炎」のリスクが高まる

肉離れの際に大きな血腫(内出血)ができると、その部分の筋肉が硬くなり、「筋硬結(きんこうけつ)」と呼ばれるしこりが残ることがあります。

これにより、筋肉がスムーズに動かなくなり、柔軟性が低下して痛みや動作制限の原因となります。

さらに、血腫が吸収されずに長期間残ると、カルシウムが沈着して骨化性筋炎を引き起こすことがあります。

骨化性筋炎のレントゲン画像

これは、筋肉内に小さな骨ができてしまう状態で、筋肉の動きが妨げられたり、強い痛みを伴ったりすることがあります。

このような状態になると、回復までに長い時間がかかり、最悪の場合、手術が必要になることもあります。

再発のリスクが高まる

筋肉が完全に回復しないまま運動を再開すると、同じ部位や周辺の筋肉に負担がかかり、肉離れを繰り返しやすくなります。

特に、スポーツや日常動作の中で無意識に負担を逃がすクセがついてしまうと、他の部位にまで影響を及ぼすことがあります。

他の部位に負担がかかる

痛みを避けようとして動作が変化すると、無意識のうちに別の筋肉や関節に余計な負担がかかることがあります。

これにより、膝痛や腰痛などにつながるケースもあります。

腰痛に悩む女性

肉離れをしっかりケアし、正しく回復させることが、痛みのない日常生活やスポーツへの復帰につながります。

大分ごとう整骨院では、負担の少ない施術と適切なリハビリを通じて、早期回復と再発予防をサポートします。

肉離れの施術方法|大分市の大分ごとう整骨院

急性期

肉離れの直後は、RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上) を基本に、患部の負担を減らします。

無理に動かすと損傷が悪化するため、適切なサポートが必要です。

損傷がひどい場合には、ギプス固定が必要になることもあります。

特に、ふくらはぎ(腓腹筋)の肉離れでは、筋肉の断端が寄るように 足関節を底屈位(つま先を伸ばした状態) で固定します。

これは、肉離れを起こした筋肉が過度に引き伸ばされるのを防ぎ、回復を促すための処置です。

大分ごとう整骨院の「アキレス腱断裂」のページでは、足関節を底屈位でギプス固定する様子を動画で紹介しています。

アキレス腱断裂の固定方法ですが、腓腹筋の肉離れでも同じように底屈位で固定するため、参考にご覧ください。

🔗アキレス腱断裂のギプス固定動画はこちら

回復期(炎症が落ち着いた後)

炎症が落ち着いてきたら、筋肉の柔軟性を回復させるためのストレッチや軽い運動を取り入れていきます。

しかし、この段階で無理に動かすと、再び損傷するリスクがあるため、慎重に進めることが重要です。

大分ごとう整骨院では、筋肉の柔軟性を高めるためにラジオ波温熱療法を行っています。

ラジオ波温熱療法とは?

ラジオ波温熱療法は、高周波エネルギーを使って身体の深部を温める施術です。

大分ごとう整骨院のラジオ波温熱機器フィジオ ラジオスティムMH2は、大谷翔平選手をはじめ、多くのプロスポーツ選手が推薦しています。

プロ選手も推薦

 

一般的な温熱療法(ホットパックなど)は皮膚の表面を温めるのに対し、ラジオ波は筋肉の奥深くまで熱を届けることができるため、血流促進や組織の修復をサポートします。

ラジオ波温熱療法の主な作用
  • 血流を改善し、損傷部位の回復を促す
  • 筋温を40℃まで高め、柔軟性を向上させ、適切な組織修復を促す
  • 深部の温熱効果で、痛みや違和感を軽減する

肉離れの回復期では、筋肉の硬さを無理にほぐそうとすると、再損傷のリスクが高まります。

しかし、ラジオ波温熱療法を活用することで、安全に筋肉を温めながら血流を促し、柔軟性を取り戻しやすくなります。

これにより、ストレッチやリハビリをスムーズに進めることができ、肉離れの回復をサポートします。

🔽 実際の施術の様子はこちらの動画でご覧いただけます 🔽

ラジオ波温熱療法|大分市|大分ごとう整骨院

肉離れ後に生じた筋硬結には圧力波(拡散型衝撃波)療法も

肉離れが回復しても、損傷部位にしこりのような硬さ(筋硬結)が残ることがあります。

筋硬結があると、筋肉の伸び縮みが制限され、違和感や再発リスクが高まることも。

そこで、大分ごとう整骨院では、圧力波(拡散型衝撃波)療法を活用して施術を行っています。

圧力波(拡散型衝撃波)療法の主な作用
  • 硬くなった筋組織をピンポイントで刺激し、筋硬結を改善
  • 血流を促進し、慢性的な緊張をほぐす
  • 痛みの軽減と可動域の向上をサポート
  • 細胞を活性化し、組織の修復を促進する

肉離れの後に筋肉の硬さや違和感が残っている場合、圧力波(拡散型衝撃波)療法を取り入れることで、よりスムーズに動ける状態を目指せます。

🔽 実際の施術の様子はこちらの動画でご覧いただけます 🔽

圧力波(拡散型衝撃波)療法|施術動画

実際の施術の流れを動画で確認することで、どのように筋硬結にアプローチするのかが分かりやすくなります。

肉離れ後のしこりや違和感が気になる方は、ぜひご覧ください。

再発予防(筋力回復・動作改善)

肉離れを繰り返さないためには、筋力バランスや体の使い方を見直すことも重要です。

特に、太ももやふくらはぎの筋肉に負担がかかりやすい方は、正しい動作を身につけるためのトレーニングを取り入れると、再発リスクを減らすことができます。

大分ごとう整骨院では、一人ひとりの状態に合わせたサポートを行い、負担のかかりにくい身体づくりを目指します。

肉離れでお悩みの方は大分ごとう整骨院へ

肉離れは、適切なケアを行わないと回復が遅れるだけでなく、再発のリスクも高まります。

痛みがある状態を放置せず、正しい施術とケアでスムーズな回復を目指しませんか?

大分ごとう整骨院では、急性期の処置から回復期のサポート、再発予防のトレーニングまで、肉離れに対する一貫したケアを提供しています。

「肉離れの違和感がなかなか取れない」「繰り返す痛みを防ぎたい」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

大分ごとう整骨院で、スポーツや日常生活を快適に過ごせる身体づくりをサポートします。

 

文責

大分ごとう整骨院

院長 後藤佑輔

【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士

【所属】医療法人社団 栗原整形外科 宏友会

日本柔道整復師会

大分県柔道整復師会

日本超音波骨軟組織学会

よくある質問 Q&A

Q. 肉離れを早く治すコツはありますか?

A. 肉離れの回復を早めるには、受傷直後からRICE療法(安静・冷却・圧迫・挙上)を励行することが大切です。

これにより、血腫(内出血)の拡大を防ぎ、瘢痕組織(筋硬結)の形成を最小限に抑えられます。

さらに、筋肉の修復にはたんぱく質(プロテイン)とアミノ酸が欠かせません

たんぱく質は食事やプロテインドリンクから補えますが、体内でアミノ酸に分解されるまで時間がかかります。

一方で、アミノ酸(BCAAやEAA)はすでに分解された状態のため、消化の負担がなく、摂取後すぐに吸収されるのが特徴です。

そのため、運動前後や回復を早めたいときには、アミノ酸サプリを活用すると効率的です。

食事でしっかりたんぱく質を摂ることが基本ですが、状況に応じてプロテインやアミノ酸サプリを上手に取り入れるのもおすすめです。

Q. こむら返りと肉離れの違いは?

A.どちらもふくらはぎに痛みを感じますが、原因や傷み方が異なります。

こむら返り:筋肉が異常に収縮(攣縮)して起こる。数分でおさまり、ストレッチをすると和らぐのが特徴。しかし、強い収縮により筋線維が軽く損傷し、しばらく痛みが残ることもある。水分・ミネラル不足や冷え、疲労が原因で起こることが多い。

肉離れ:筋肉が急に引き伸ばされ、損傷するケガ。運動中の発生が多い。痛み・機能障害はこむら返りよりも著明で、腫れや内出血が出ることも。

こむら返りの後も痛みが長引く場合、軽度の肉離れを起こしている可能性があるため注意が必要です。

数日たっても痛みが引かない場合は、専門家に相談しましょう。