圧力波療法(拡散型衝撃波療法)を受けるなら大分ごとう整骨院へ

2022年11月1日

圧力波(拡散型衝撃波)施術器Chattanooga®︎ INTELECT RPW LITEの写真

大分市の大分ごとう整骨院では令和4年10月末から、圧力波(拡散型衝撃波)施術器を導入いたしました。

当整骨院に設置している機種は、圧力波(拡散型衝撃波)施術器において世界トップブランドであるChattanooga™️ のINTELECT RPW Liteです。

圧力波(拡散型衝撃波)施術器Chattanooga®︎ INTELECT RPW LITEの写真
Chattanooga™️ INTELECT RPW Lite

圧力波(拡散型衝撃波)療法は、ヨーロッパをはじめとしたリハビリテーション先進国で活用されている新しい施術方法です。

圧力波(拡散型衝撃波)施術器Chattanooga®︎ INTELECT RPW LITEを使用して施術をおこなっている女性の
写真

筋膜・腱・関節の痛みやスポーツ選手のケアまで適用可能なシーンは幅広く、多様な運動器のお悩みに活用できます。

下の動画※は、当整骨院で実際に圧力波療法を行なっている様子です。

※クライアント様の許可を得て撮影を行なっています。

ぜひ参考にしてみてください。

『衝撃波』という名前から、「なんか痛そう…」「ちょっと怖い…」というイメージを持たれがちですが、弱い刺激から施術を開始していきますのでご安心ください。

圧力波(拡散型衝撃波)の作用には、以下のものが挙げられます。

圧力波(拡散型衝撃波)の作用

① 痛みの軽減
圧力波によって、痛覚過敏の状態に陥っている末梢神経(自由神経終末)を破壊して、痛みの感受性を低下させます。
およそ2週間後に破壊された変性組織の修復が起こり、痛みが軽減します。

② 代謝変化の促進
圧力波による変性組織の破壊によって炎症反応を引き起こし、お悩みの部位周辺の代謝を活性化させます。

③ 組織伸張性・可動性の改善
痛みや機能不全によって伸張性・可動性が低下した筋組織の緊張を緩和させます。

④ 機能の復元
自己修復能力が停滞した部位において炎症誘発作用をもたらし、修復過程を再起動させます。

例えば、皆さんは腕や脚をぶつけて、青アザができてしまったご経験があるかと思います。

しかしほとんどの場合、数日後には自然と青アザもそれに伴う痛みも消失していきます。

これこそが自己修復能力です。

傷口を埋め、いらなくなった細胞を排除し、そこに新たな細胞を必要な分だけ積み重ねて正常な組織を作り上げる。

多種多様の細胞が互いの能力の均衡を保ちながら、気づかないうちに傷を癒してくれています。

このように、私たちの体は『壊しては作り、また壊しては作り』といった、スクラップ&ビルドのサイクルを繰り返して、健康な体を維持しているのです。

スクラップ&ビルドを表すイラスト画像

このサイクルが破綻してしまうと、なかなか傷が癒えない状態に陥ってしまいます。

圧力波療法は、停滞した自己修復能力を賦活化させる施術方法と言えるでしょう。

圧力波(拡散型衝撃波)療法とは?

聞き慣れない方も多いと思いますが、圧力波(拡散型衝撃波)とは、

空気などの流体が音速よりも速く動いた時(超音速で動いた時)に発生する現象

のことを指します。

とある雨の日。

「遠くで雷がゴロゴロ鳴ってるなぁ」なんて、のんびり構えていると…

突然空がピカッと光って、その直後に

「ドーーンッ!」

と凄まじい音が鳴り響いて驚いた経験はありませんか?

雷を怖がっている女性のイラスト画像

雷が空気中を光速で移動した時(超音速で動いた時)、周辺の空気が急激に圧縮されます。

この急激に圧縮された空気が『圧力波(拡散型衝撃波)』の正体です。

そして、圧力波は圧力の低い空気中を伝播し、我々の体や耳に音響として到達しているのです。

ここまでお読みいただくと、

「え⁈ 衝撃波って怖い…」

「そんなものを人体に照射しても大丈夫なの?」

心配そうな表情の女性のイラスト画像

と、ほとんどの方は不安になると思います。

しかし、衝撃波療法の歴史は意外にも古く、1980年に初めて人の腎結石粉砕を目的として導入されました。

その後は、主に泌尿器科・消化器科領域で石砕術のモダリティとして現在でも使用されています。

90年代に入ると、衝撃波は骨・筋・腱などの運動器に対しても応用されるようになり、

といった、腱付着部に対する鎮痛効果が海外で報告されるようになりました。

日本においては、圧力波療法を一躍有名にした出来事があります。

現在アメリカで大活躍中の大谷翔平選手がまだNPBに在籍していた頃、足関節の痛み(有痛性三角骨障害)に圧力波療法を行なったことがマスコミによって大きく報じられ、広く一般の方々にも知られるようになりました。

野球選手のイラスト画像

現在も圧力波が運動器に対して様々な組織変化・臨床効果を示すことが国内外の論文で数多く紹介されています。

【圧力波(拡散型衝撃波)に関連する文献】

肩部における石灰沈着性腱板炎のための拡散型ショックウェーブ療法の有効性

Phys Ther. 2006 May:86(5):672-82 Cacchio A1, Paoloni M, Barile A, Don R, de Paulis F, Calvisi V, Ranavolo A, Frascarelli M, Santilli V, Spacca G. 1 Dipartimento di Neuroscienze, Unita Operativa di Medicina Fisica e Riabilitazione, Ospedale San Salvatore di L’Aquila, Italy

拡散型ショックウェーブ療法は難治性足底腱膜炎の治療において安全かつ有効である

Am J Sports Med. 2008 Nov;36(11):2100-9. doi: 10.1177/0363546508324176. Epub 2008 Oct 1. Gerdesmeyer L1, Frey C, Vester J, Maier M. Weil L Jr, Weil L Sr, Russlies M, Stienstra J, Scurran B, Fedder K, Diehl P, Lohrer H, Henne M, Gollwitzer H. 1Department of Orthopedic and Traumatology, Technical University Munich, Klinikum Rechts der lsar, Germany

膝蓋骨腱障害の治療のための集中衝撃波療法と拡散型衝撃波療法において、両者の有効性に差はない

Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc (2014) 22:2026-2032 DOI 10.1007/s00167-013-2522-z
H. van der Worp•J. Zwerver• M. Hamstra• I. van den Akker-Scheek• R. L. Diercks
Center for Sports Medicine, University Center for Sport, Exercise and Health, University Medical Center
Groningen, University of Groningen, PO BOX 30.001, 9700 RB Groningen, The Netherlands

圧力波(拡散型衝撃波)施術器Chattanooga®︎ INTELECT RPW LITEを使用して足底腱膜炎の施術をおこなっている女性の写真

今後、圧力波療法の施術対象は上記だけに留まらず、さらに拡大していくことが期待されています。

圧力波(拡散型衝撃波)療法の適応

上記以外にも圧力波療法を適応できる場合がございますので、ご相談ください。

下の動画内では、水槽内のチョーク(石灰)が、ハンドピースのヘッドに直接触れずに砕ける様子が観察できます。

クライアント様の声

実際に圧力波療法を受けた後の感想を、当整骨院のクライアント様にお聞きしました。

  • 大分市在住 足底腱膜炎でお悩みの50代女性

「施術前より明らかに痛みが減った。施術前の痛みレベルが10とすれば、施術後は1〜2程度になった。」 

※個人の感想です

  • 大分市在住 指の腱鞘炎でお悩みの70代女性

「病院に行こうと思ったけど、注射はイヤ。整骨院で良くなるならと思って駆け込んだ。3回の施術で痛みがほとんどなくなって、指を伸ばしやすくなった。」 

※個人の感想です

  • 別府市在住 足底腱膜炎でお悩みの60代女性

「施術直後に『歩いてみてください』と言われて、歩いてみたら痛くなかった。完全に痛みが消えたわけではないけど、その場で痛みが減るのを実感できた。」 

※個人の感想です

  • 大分市在住 足底腱膜炎でお悩みの30代男性

「病院で痛み止めの注射やハイドロリリースもしたし、足底板まで作ったけどスッキリしなかった。圧力波療法は終わった後に踵がフワフワ浮く感じがして楽になる。」 

※個人の感想です。

これらは、あくまで施術を実際に受けていただいた方の個人的感想として捉えてください。

  • 施術を開始した時期
  • 施術回数
  • 組織変性の程度
  • 職種

などによって予後は異なります。

圧力波療法は、効果が証明されている施術方法ではありますが、全ての方に有効性を示すものでは決してありません。

長引く軟部組織(筋・腱)障害の回復は緩やかで、圧力波療法によって修復サイクルが加速したとしても、やはり治癒に至るまでには時間がかかります。

また、1回の施術で終了する施術方法ではなく、圧力波を照射してから7日〜10日間のダウンタイムを設けながら、その後3〜4回圧力波の照射を繰り返す必要があります。

標準的な施術スケジュール(1クール)を下に示します。

圧力波療法の標準的施術スケージュールを示す画像


1クール終了後に痛みや機能について再評価を行ない、施術の継続・中止・終了を決定します。
平均すると7〜8回の施術回数で、痛みの軽減を認めると言われています。

圧力波療法で回復を力強くサポート

圧力波(拡散型衝撃波)施術器Chattanooga®︎ INTELECT RPW LITEを使用して肘の施術をおこなっている女性の写真

大分市の大分ごとう整骨院では、圧力波療法で皆様の回復を力強くサポートします。
大分市で圧力波療法(拡散型衝撃波)療法を実施している施術所をお探しの方は、大分ごとう整骨へお越しください。

文責

大分ごとう整骨院

院長 後藤佑輔

【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士

【所属】医療法人社団 栗原整形外科 宏友会

日本柔道整復師会

大分県柔道整復師会

日本超音波骨軟組織学会

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