【9連休後の体ケア】ぎっくり腰や肩こりの原因と対策

2025年01月8日

腰に手を当て、腰痛に悩む女性

新年あけましておめでとうございます。

今年の年末年始休暇は、9連休と例年より長く、旅行や家族との時間、のんびりと過ごされた方も多いのではないでしょうか。

しかし、楽しい休暇の一方で、生活リズムの乱れや運動不足により、筋肉の柔軟性が低下し、血行不良を引き起こしやすい時期でもあります。

その影響で、大分ごとう整骨院には新年早々、ぎっくり腰首肩の痛み坐骨神経痛などの不調で来所される方が増えています。

特に、長期休暇後に急に体を動かしたり、普段の生活リズムに戻すことで不調を訴えるケースが目立っています。

では、なぜ長期休暇明けに体の不調が起こりやすいのでしょうか?

長期間にわたり普段の生活リズムが崩れると、次のような要因が体に影響を与えると考えられます。

  • 朝寝坊や夜更かしで体内リズムが乱れる
  • 長時間、ソファやこたつで同じ姿勢をとりがちになる
  • 外出や運動の機会が減る
  • 通勤や日常の動作で自然に行っていた運動量が減少する

こうした変化が積み重なることで、筋力の低下や血行不良が生じ、体を動かし始めるタイミングで関節や筋肉に過度な負担がかかってしまうのです。

その結果、腰痛や肩の痛みなどの不調として現れることが多くなります。

予防と対策

では、こうした不調を防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか?

長期休暇中にできる工夫や、休み明けの体調管理についていくつかポイントを挙げてみます。

ストレッチや軽い運動を習慣に

休暇中でも、1日10~15分程度のストレッチや体操を行うだけで、筋肉や関節をなめらかに保てます。

散歩や軽いジョギングもおすすめです。

体を冷やさない

冬場は特に体が冷えやすく、血流が悪くなりがちです。

適度に暖房を使ったり、入浴でしっかり体を温めるようにしましょう。

休み明けは無理せずゆっくりと

休暇明け最初の数日は、仕事や家事のペースを少し抑えめにして、体を徐々に慣らしていきましょう。

痛みを感じたら早めにケアを

ぎっくり腰や関節の痛みが出た場合は、無理をせず、専門家のアドバイスを仰ぎましょう。

早期のケアが、長引く不調を防ぎます。

体を整えて良いスタートを

長期休暇明けは、体も心もリセットされるタイミングでもあります。

今年1年を元気に過ごすためにも、体の声を聞きながら無理なくスタートを切りたいものですね。

みなさんも、ぜひ自分の体を大切にして、素晴らしい新年をお迎えください。

文責

大分ごとう整骨院

院長 後藤佑輔

【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士

【所属】医療法人社団 栗原整形外科 宏友会

日本柔道整復師会

大分県柔道整復師会

日本超音波骨軟組織学会

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