子どもの腕が急に動かなくなった…|肘内障のご相談は大分ごとう整骨院へ
2025年04月19日

最近、気温も上がり、子どもたちが外で元気に遊ぶ姿を見かけるようになりました。
お散歩、公園、買い物先…活発に動き回るこの時期は、実は「肘内障(ちゅうないしょう)」の相談が増える時期でもあります。
大分ごとう整骨院でも、春から初夏にかけて「子どもが急に腕を動かさなくなった」と心配された保護者の方からのご相談が増えてくる傾向があります。
肘内障とは?|大分ごとう整骨院
肘内障とは、肘の関節の一部(橈骨頭)が、靭帯から外れかかる状態を指します。

よく「腕が抜けた」と表現されることもありますが、これは関節脱臼とは違い、レントゲンで異常が映らないことも多いのが特徴です。
対象となるのは、主に1歳~4歳くらいの小さなお子さま。
関節や靭帯がまだ未発達なため、ちょっとした外力でも発生しやすいのです。
肘内障が発生しやすいシーン|大分ごとう整骨院
肘内障は、特別な大きな事故や転倒ではなく、「日常のちょっとした動き」で起きるのが怖いところ。
たとえば、以下のような場面には注意が必要です。
- 両親がそれぞれ子どもの両手を持って「高い高い」など遊んでいた
- スーパーで手をつないで歩いていたとき、子どもが転びそうになり咄嗟に手を引いた
- 午睡後に突然腕を使わなくなった
- 子どもが持っていた人形を取り上げようとした
- お風呂上がり、腕をゴシゴシとタオルで拭いた

これらはすべて、大分ごとう整骨院で実際に施術を行なったケースに基づいています。
どれも「まさかこれで?!」と思うような場面ばかりですよね。
肘内障が疑われるときのサイン|大分ごとう整骨院
小さなお子さんは、自分の痛みや違和感を言葉にできません。
「なんだか今日は機嫌が悪いな」「眠いのかな?」と思っていたら、実は腕に違和感を感じていた…というケースも少なくありません。

そのため、次のような行動が見られた場合は、肘内障の可能性も考えられます。
- 片方の腕をダランと下げたままで動かそうとしない
- 遊ぶときや何かを取るときに、利き手とは反対の手ばかり使う
- 抱き上げようとすると痛がって泣く
こうした様子に加えて、中には「手首を痛がるようなそぶり」を見せるお子さんもいます。
これは、肘の異常が遠位の橈尺関節付近にまで影響していると考えられ、肘内障だと気づきにくいケースです。
ぐずりや不機嫌が続き、腕の使い方にいつもと違う点が見られるときには、無理に動かさず、できるだけ早めに専門家にご相談ください。
大分ごとう整骨院の肘内障への対応

大分ごとう整骨院では、肘内障が疑われる場合、受傷時の状況を丁寧にお聞きし、お子さまの様子や腕の動き、肘周囲に腫れや熱感がないかを確認した上で判断いたします。
肘内障と判断できた場合には、愛護的に整復を行います。

整復操作はほんの一瞬で終了することが多く、術者の指先に「コリッ」とした整復感が伝わってきます。
整復直後には泣いてしまうお子さんも多いのですが、2~3分もすれば自然と腕を使うようになり、安心したような笑顔を見せてくれることもあります。
その後、ご両親に今後の注意点や、肘内障の再発を防ぐためのポイントについてご説明し、終了となります。
まとめ|大分ごとう整骨院
肘内障は、ほんのちょっとした日常の動作で起こり得る、決して珍しくない関節のトラブルです。
しかし、知識がないと「骨折?」「打撲?」と心配になってしまうことも少なくありません。
大分ごとう整骨院では、肘内障でお困りの方には、優先的にご案内できる体制を整えております。
緊急の場合は、お昼休みの時間帯でも可能な限り対応いたしますので、必ず事前にお電話またはLINEでご連絡ください。
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「いつもと違うな」と感じたら、まずは一度大分ごとう整骨院にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
文責
大分ごとう整骨院
院長 後藤佑輔
【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士