運動器エコー観察 05|前距腓靭帯損傷(陳旧例)
2024年09月25日
足首の捻挫を繰り返している方にエコー観察をさせていただきました。
今回は、外くるぶしの下にプローブを当て、前距腓靭帯を観察してみます。
ここで注目したいのは、前距腓靭帯の形状。
健側の前距腓靭帯には「ピンッ」としたテンションがあります。
例えるなら、テニスラケットのガットやギターの弦が強く張られているような状態です。
それとは対照的に、捻挫を繰り返している側の前距腓靭帯には張りがなく、たわんで、伸びてしまっています。
また、前距腓靭帯が起始する腓骨の先端には軽度の変形を観察することができます。
前距腓靭帯は、腓骨(外くるぶしの骨)と距骨を繋いで、足首の過度の内反(内側に捻る動作)を防ぐ役割があります。
この靭帯が伸びたり、断裂したりすると足関節の安定性は低下して、捻挫を繰り返してしまう可能性があります。
こうならないようにするには、けがをして直ぐに適切な固定をすることです。
ひどい捻挫であれば、ギプス固定をお勧めします。
残念ながら、伸びたり断裂してしまった靭帯は後から元通りのテンションに戻ることはありません。
治癒を見込める受傷早期から、しっかり固定をして捻挫が癖にならないように予防しましょう。
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大分ごとう整骨院
院長 後藤佑輔
【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士