大分県内で発生した交通事故の特徴
2022年06月20日
日曜日に『大分県 運転免許センター』へ運転免許の更新に行ってきました。
私はほぼ「週末ドライバー」なので、平日は運転する機会が少なく、幸いにもここ5年間は無事故・無違反で過ごすことができました。
名ばかりですが、一応『優良運転者』に区分され、30分の講習を受講。
その中で、
『大分県内で発生した交通事故の特徴』
について述べられていたのですが、とても興味深い内容でしたので、いくつかシェアしたいと思います。
大分県の交通事故の多くは『仕事帰り』『5分以内』に発生する
大分県内で発生した交通事故の多くは、仕事帰りの時間帯(16:00〜18:00くらい)に発生しています。
理由はとてもシンプルで、ドライバーが『疲労している』から。
ここでいう『疲労』は身体的疲労だけではありません。
- 思い通りに仕事が進まない
- 仕事が嫌い
- 上司や同僚と反りが合わない
- 取引先・お客さんに嫌な人がいる
といった、仕事でイライラすること、嫌なことが積み重なった結果として生じる精神的疲労も含まれます。
また、この時間帯は、季節にもよりますが、ちょうど暗くなり始める時間帯です。
人間の目というのは、明るいところから暗いところへさらされると、光を取り込む量を調整してその環境(暗所)に順応できるようになっています。
『暗順応』と呼ばれるもので、その反対の『明順応』に比べて順応するまで時間がかかります。
心身共に疲労し、暗順応が完了していない状態で運転すれば、交通事故に巻き込まれる可能性が高くなることなど容易に想像がつきます。
さらに、大分県内で発生した交通事故の多くが、運転を開始した5分以内に発生しています。
車に乗り込んで、わずか5分もしない間に何らかの交通事故被害に遭っているということです。
車は足でほんの少しアクセルを踏むだけで、私たちを楽に・早く・そして遠くへ運んでくれます。
人間にはとても発揮することができないスピードとパワーで、多くの利益を与えてくれているのが車です。
当然のことですが、人間と車の間には発揮できる能力に大きな差があります。
このような状態の時、特に運転を開始した直後では車が持つスピード・パワーに対して、視覚や距離感をはじめとした人間の感覚が追いつかず、
- 大丈夫だろう
- 行けるだろう
- 何とかなるだろう
といった、誤った感覚から無謀な運転になりやすく、交通事故が多発すると考えられます。
交通事故を未然に防ぐために大事なこと
以上のように、大分県で発生した交通事故にはいくつかの特徴があり、それらを理由付ける事象が存在することがお分かりいただけたかと思います。
最後に、大分県 運転免許センターで今回の講義をしてくださった先生から、このようなお話が。
「交通事故を未然に防ぐには、運転テクニックとか、交通ルールをちゃんと守るとか、そんなことももちろん大事なんですけど、一番大事なことは心と体を健康に保つことですよ」
心に留めて、次の免許更新も優良運転者で臨みたいものです。
不運にも、大分市で交通事故に巻き込まれ、むちうちなど痛みでお悩みの方は大分ごとう整骨院にご相談ください。
当整骨院では、交通事故被害者の方々の救済・交通事故治療に力を入れております。
文責
大分ごとう整骨院
院長 後藤佑輔
【保有国家資格】柔道整復師・柔道整復師専科教員・社会福祉士
【所属】医療法人社団 栗原整形外科 宏友会
日本柔道整復師会
大分県柔道整復師会
日本超音波骨軟組織学会